中小企業は人に頼らない経営を!!中小企業省力化投資補助金の応募・交付申請が随時受付に!
中小企業の人手不足は今後さらに深刻に・・
下のグラフは中国地方の労働人口の予測です。これを見てもわかるように労働人口の減少は悪化の一途をたどることが予想されています。さらにこの度の解散総選挙において各党は5年で最低賃金1,500円を目標に掲げています。ますます人の採用は困難になり、採用できたとしても人件費は高騰する。中小企業にとっては非常に厳しい時代となってきます。そのため限られた人員でも経営できるよう今のうちから準備しておかなければなりません。
そこで使えるのが以前にも紹介した中小企業省力化投資補助金です。2024年6月にスタートした中小企業省力化投資補助金は、当初は2026年9月末まで、2ヵ月に1回のペースで公募が行われる予定でした。しかし、2024年8月9日(金)以降、応募・交付申請は随時受付となり、採択・交付決定も随時行われることとなりました。
以前の事業再構築補助金の代わって登場した補助金ですが、事業計画書の作成を我々コンサルに頼らざるを得ず、申請に多大な労力を要した再構築補助金に比べはるかに簡単に申請できます。
中小企業省力化投資補助金とは?
中小企業省力化投資補助金は、2024年6月から新しく始まった補助金制度です。IoTやロボットなどの付加価値額向上や生産性向上に効果的な汎用製品を「カタログ」から 選択・導入することで、中小企業等の付加価値や生産性の向上、さらには賃上げにつなげることを目的とした補助金となっています。
中小企業省力化投資補助金は随時受付・随時採択へ
随時受付・随時採択へ
・第2回公募回(2024年8月9日)以降、応募・交付申請は随時受付となります。
・採択・交付決定も随時行われます。
・審査にかかる時間は1~2か月程度です。
補助事業実施期間について
・交付決定日から12か月以内が原則です。
・この期間内に、導入製品の発注、設備導入、支払い、実績報告、補助金請求、補助金受給を行う必要があります。
早期の申請がメリットとなるため、自社の導入予定時期に合わせて、円滑に申請を進めましょう。省力化投資補助金を有効活用し、業務効率化を図るチャンスです。
中小企業省力化投資補助金で導入できる設備
中小企業省力化投資補助金を利用する際は、カタログに登録されている製品のみを導入することができます。
現時点では、飲食業界向けの製品が比較的多く登録されているため、飲食店等の事業者は様々な選択肢から製品を選ぶことができます。
製造業等で活用できる製品の登録は、現時点ではまだ少ない状況です。今後、製造業向けの製品登録が増えることで、より多くの事業者が補助金を活用できるようになることが期待されます。
カタログ登録製品は随時更新されているため、定期的にチェックすることをおすすめします。
自社のニーズに合った製品が登録されているか確認し、省力化投資補助金を有効に活用しましょう。
交付申請のフロー
STEP1:補助金の理解
「公募要領」にて、補助金制度の概要、対象経費、スケジュール、補助対象事業者に該当するかなどをご確認ください。
STEP2:gBizID取得
補助金申請は電子申請となるため、gBizIDプライムアカウントの取得が必要になります。
gBizIDをお持ちでない方、プライムアカウントではない方は「gBizID」より取得をお願いいたします。
※gBizIDプライムアカウント取得には時間がかかる場合がごさいますので、お時間に余裕を持ってご準備ください。
STEP3:カタログから製品選定
「製品カタログ」からご希望の対象製品を選びます。
STEP4:販売事業者の選定
対象製品ごとに記載されている「販売事業者一覧」より販売事業者を選定し、掲載されているサポート窓口電話番号もしくはサポート窓口メールアドレス宛にご連絡ください。
STEP5:販売事業者と共同申請
補助金申請は製品の販売事業者と共同で事業計画の策定が必要になり、中小企業等と販売事業者は共同事業実施者として公募期間内に販売事業者と共に申請受付システムで申請を行います。
——————————————————————————————————————————————– 本記事の内容は掲載日時点の税制、情報などに基づいており、その後の税制改正などにより、取扱いが変わることがありますので、ご注意ください。 ——————————————————————————————————————————————–